お知らせ

春の強風で園芸施設に被害

 被災された農業者の皆さまにお見舞い申し上げます。

 4月下旬から5月上旬にかけて道内は強風に見舞われ、育苗ハウスなどに被害が発生しました。組合では損害評価を実施し、迅速な共済金の支払いに向けて対応を進めています。

 4月に入り道内では風の強い日が多くありました。特に4月27日に低気圧が北海道の北で急速に発達し、低気圧から延びる寒冷前線が通過した影響によって各地で風が急激に強まりました。北見市では最大風速17.2m/秒を記録するなど、統計開始以来最も強い風を更新した地域も見られました。

 4月の園芸施設共済の被害申告棟数は、大雪の被害を含め400棟近くに達し、そのうち約半数が同日の強風による被害です。5月初めの強風でも70棟近くの被害申告があり、水稲や野菜などの育苗ハウスの被害も見られました。

 育苗ハウスは被覆期間が短期間ではありますが、春は強風などの影響で事故が多発します。池田孝幸農作部長は「園芸施設共済は1年間の加入が原則ですが、被覆期間に応じて掛け金が安くなります。今冬は大雪の影響で被覆期間外の事故も多く発生しました。自然災害などに対し1年を通じて補償を受けることができますので、未加入の方はぜひご検討ください」と呼び掛けています。

 園芸施設共済の加入の検討にあたり、掛金の試算などはお近くのNOSAIで随時対応していますので、お気軽にお問い合わせください。

強風の影響でビニールやパイプに被害が発生(写真は北見市)

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