当組合の一部の獣医師職員による事実と異なる不適切な診療簿（カルテ）の記載を行った事案が発生しておりました。
　獣医療において極めて重要な診療簿の不適切な記載は、信頼を大きく損なう行為であり、大変遺憾に思っております。
　ご迷惑をおかけした皆様に、心より深くお詫び申し上げます。
　当該獣医師に対しては、厳正な処分と指導を実施し、すでに関係する畜主様には状況の説明と謝罪並びに指導機関の北海道庁へ報告を済ませております。
　また、全獣医師への当該行為等の有無の聴取、コンプライアンス研修の実施、獣医師法第２１条（診療に関する記録の作成・保存義務）を遵守する宣誓書の提出など、再発防止の取り組みを実施しております。
　今後、このような不祥事を二度と起こさぬよう、役職員一同、法令遵守の徹底並びにガバナンス体制強化に取り組む所存でありますので、何卒ご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

令和７年１１月７日
北海道農業共済組合
組合長理事　伊藤榮一