採用情報

先輩メッセージ

技術を磨いて頼られる獣医師に

  • 道央統括センター
  • 獣医師

糟谷 薫Kaoru Kasuya

鳥取大学卒業

道央統括センター 富良野支所 富良野家畜診療所
令和3年4月就職

臨床獣医師としてのやりがいは?

自分の診断に基づき治療を行った結果、弱っていた牛が元気になった時や、なかなか受胎しない牛が受胎した時は、臨床獣医師としてのやりがいを感じます。現場では、教科書通りの病気ばかりでなく、診断や治療に悩んだり、時々イレギュラーなことに対して臨機応変に対応しなければいけません。大変な日もありますが、他の獣医師や農家さんと相談しながら、楽しく診療しています。毎日発見や学びがあり、大好きな動物に携わることが仕事の魅力だと感じています。

これからの目標は?

繁殖検診の技術や疾病の診断力を向上させることです。まだまだ自分の力不足を感じ、悔しい思いをすることがあります。少しでもたくさんの命を救い、農家さんの力になれるように、勉強と工夫を重ねて技術と知識を磨いていきたいです。
生涯のテーマは、動物にも人にも思いやりのある獣医師であることです。当たり前ですが、牛は言葉を話すことができません。だからこそ牛が発する体調不良のサインを注意深く観察したり、畜主である農家さんの稟告や感じたことをたくさんヒアリングすることが大切だと思います。「実はこんなことでも困っていて・・・」と気軽に頼ってもらえる獣医師になれるように努めていきたいです。

後輩へ一言、アドバイスをお願いします。

大学入学当時は、自分がこの分野に進むとは考えていませんでした。考えが変わったのは、NOSAIの実習に参加して現場の雰囲気を体験したからです。自分たちよりも大きな牛に対して全身を使って診療を行う獣医師の姿に憧れ、就職を決めました。難産介助や繁殖検診といった産業動物臨床獣医師ならではの技術もこの分野の魅力です。獣医師の就職先は多岐にわたり、悩む方も多いかと思いますが、どんな仕事でもやりがいや楽しみを持てることが大切です。NOSAIの実習は気軽に参加できますので、ぜひいろいろな分野の実習を体験し、自分に合う職場を見つけてください。

令和5年6月作成

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先輩獣医師からのメッセージ