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先輩メッセージ

治療した牛が元気になり、農家の方にお礼の言葉を頂くとやりがいを感じます

  • オホーツク統括センター
  • 獣医師

山東 駿Shun Sando

東京大学卒業

オホーツク統括センター 大空支所 女満別家畜診療所
平成30年4月就職

臨床獣医師として、やりがい、生きがいを感じることは?

牛を診て、自分なりの考えを持つ事が出来るのが臨床の面白い点だと思います。何がヒントになるか分からないので、日常生活をぼーっと生きていないか、自問自答しながら、楽しく診療しています。仕事は上手くいく事ばかりではありませんが、自身が治療した牛が元気になって、農家の方にお礼の言葉を頂いたりすると、とても嬉しい気持ちになります。また、具体的に強く生きがいを感じるのは、難産を無事に終えた時です。緊張しながらも無事に子牛が生まれてきた時に得られる安堵や達成感は、自身の原体験として今でも大切にしています。

これからの希望は?

今は自身の力不足を痛感する毎日です。牛を診ても分からない事ばかりで、不安になる事もあります。なので、当面の目標は早く一人前の獣医師になる事です。ある程度一人で仕事が出来るようになった後は、研究や発表活動なども積極的に行い、自身の知識を貪欲に深めていきたいです。そして、牛の事なら何でも知っている獣医師になり、その知識を今日お世話になっている農家の方に還元したいです。

後輩へ一言、アドバイスをお願いします。

私は大学5年生の時に北海道に実習で訪れ、その魅力に惹かれ大動物を志望する様になりました。在学中は牛に触れる機会は少なく、実習前は「牛について何も知らない自分でも大丈夫なのか」と不安でしたが、今思うのは、「何も知らなくて当然だ」という事です。大学内で勉強する事だけでなく、現場に出て初めて分かる事が多いからです。実習中は、獣医師や農家の方と触れあい、雰囲気を肌で感じる事が出来れば、それだけで十分です。少しでも興味のある方は、是非気軽に実習に訪れてみてください!獣医療を通じて畜産に貢献してみませんか?

平成31年3月作成

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先輩獣医師からのメッセージ