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先輩メッセージ

農家の方に「ありがとう」「明日も診療よろしくね」と言われやりがいを感じます

  • 十勝統括センター
  • 獣医師

園田 朔Saku Sonoda

麻布大学卒業

十勝統括センター 十勝東部支所 十勝東部家畜診療所
平成31年4月就職

臨床獣医師として、やりがい、生きがいを感じることは?

もうすぐ産業動物獣医師として働き始めて1年が経とうとしています。一人で農家へ往診に向かうのにもようやく少し慣れ、年が明けてからはいよいよ夜間当番にも入り始めました。診療中は知識不足から不安に思ったり、技術的にうまくいかないこともまだまだ多いですが先輩の獣医師や農家の方から日々学ぶことで少しずつ成長中です。初めは農家の方の名前や場所を覚えるのも一苦労でしたが、今では診療の合間に世間話するのが楽しいくらいになり、診療の最後に「ありがとう」「また明日も診療よろしくね」といわれると農家の方の力になれているというやりがいを感じています。

これからの希望は?

知識や技術は1年経ってみてもまだまだ未熟なところばかりが目立ちます。繁殖検診での子宮・卵巣の触診や、難産での失位の整復など挙げればきりがありません。特に技術の面は教科書を読むだけでうまくなれるものではないので、とにかく症例を経験して、成功も失敗も自分の糧として積み上げていきたいと思っています。普段の診療・検診から、緊急時に駆けつけた時まで「この先生が来てくれたから、もう大丈夫だ」と思ってもらえるような獣医師になれるようにこれからも日々勉強していきます。

後輩へ一言、アドバイスをお願いします。

私は学生時代、病理学研究室に所属しており、臨床系、特に大動物にはほとんどかかわる機会はありませんでした。大学での牛の臨床実習をきっかけに大動物に興味を持ちNOSAIに実習に行ったところ、そこでお世話になった獣医師の方や診療所の雰囲気、農家の方とのかかわりを直接見てNOSAIへの就職を強く意識するようになりました。学生の皆さんはぜひ、少しでも興味のある分野があればたくさん実習に行って現場の雰囲気を一度味わってみてください。もちろんNOSAIへの実習もお待ちしています。

令和2年3月作成

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先輩獣医師からのメッセージ