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先輩メッセージ

大学時代の経験が獣医師の可能性を広げる

  • オホーツク統括センター
  • 獣医師

木原　祥子Yoshiko Kihara

東京大学卒業

オホーツク統括センター 湧別支所 遠軽家畜診療所
平成２８年４月就職

臨床獣医師としてのやりがいは？

大動物臨床の現場では、単に臨床の知識だけでなく、繁殖学や飼料学、経営学など幅広い分野が関わってくることにやりがいを感じています。また、個人の裁量に任される仕事が多く、それが大変でもありますが、新しいことに挑戦しやすい環境であり、治療がうまくいって患畜の調子が改善すると嬉しです。

これからの目標は？

臨床だけでなく幅広い分野を学び、個体の診療にとどまらず農家単位の経営についても考えられるようになりたいです。そのためにも日々の農家さんとのコミュニケーションを大事にし、農場の問題点を一緒に解決できるようなりたいと思います。

後輩へ一言、アドバイスをお願いします。

大学時代における外部での実習は、今しかできないとても貴重な機会です。大学で大動物を殆ど学ばないから、女性だからなどと自分の世界を狭めず、少しでも興味があれば実習に参加してみてはいかがでしょうか。将来、大動物臨床とは関わらない職業に就く方も、きっとその経験は糧になります。

令和５年６月作成

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