採用情報

臨床獣医師としてのやりがいは？

私たち産業動物臨床獣医師は、農家さんのもとへ行き、現地で治療や人工授精をしています。その場で詳しい検査を実施できることは少なく、限られた情報の中でいかに牛の状態を把握し治療を行うかが難しい点であり、面白い点でもあると感じています。往診には基本ひとりで行くため、その時その場で牛を診療しているのは自分だけです。自分のやることに大きな責任が伴いますが、その反面、自分が診療した牛が元気になったり、人工授精した牛が受胎した時の喜びも大きいです。次の日の牛の状態に一喜一憂する日々ですが、とても充実しています。

これからの目標は？

当面は誰からも信頼されるような一人前の獣医師になることです。臨床獣医師として働き始めて一年が経ち、経験を重ねるなかで自信を持って行える仕事も少しづつ増えてきました。しかし、まだまだ至らない点も多く、先輩や農家さんに助けてもらうことも少なくありません。一人前になって、お世話になっている農家さんに恩返しするためにも、日々の診療で少しでも多くの知識や技術を身につけたいです。

後輩へ一言、アドバイスをお願いします。

少しでも臨床に興味があるなら、ぜひいろいろな場所へ実習に行ってほしいです。私自身、大学で産業動物に興味を持ってから、さまざまな地域の実習へ行きましたが、同じ産業動物の臨床でも地域によって仕事のやり方や職場の雰囲気はまったく違います。実習で獣医師や農家さん、牛たちと触れ合う中で仕事の雰囲気を感じ取り、自分に合った職場を見つけてほしいです。その中でも、私たちＮＯＳＡＩ北海道に魅力を感じていただけるとうれしいです。お待ちしています！